タイにおけるラジオ体操の展開(学会でのブース出展・実演)
バンコクで開催された第6回運動健康国際学会にて、ラジオ体操を紹介するブースの出展や実演を行いました。本学会は運動と健康に関わる有識者や研究者の国際的な集まりであり、アジアでの開催は初となります。
実演は3日間で5回行ったところ、回を重ねるごとに参加者が増えていきました。毎回参加し繰り返すことで、ラジオ体操の良さを実感した方もいました。英語、タイ語、日本語を交えながらの実践を皆さん楽しんでくださり笑顔が溢れる時間となりました。
出展ブースでは、ビデオや写真にてラジオ体操を紹介するとともに、ラジオ体操の動きをイラストで説明した冊子や、ラジオ体操の歴史・効果を説明するパンフレットを配布しました。1920年代から長きに渡り大人から子供まで大多数の日本人により実践され、心身への良い影響、そして社会的効果も生み出すラジオ体操に、皆さん高い関心を寄せていました。地域で運動を教えているというタイの大学の先生が、ラジオ体操を教えていきたいとのことで、熱心にラジオ体操の動きを覚えていた姿が印象的でした。
現地関係者からのコメント :
簡単で誰でもどこでもできるラジオ体操は素晴らしい。地域で様々な運動を教えており、ラジオ体操も紹介していきたい。今日は、ラジオ体操の動きを一つ一つ丁寧に教えてもらい良かった。(チェラロンコン大学スポーツ科学准教授)