ブーダン・ネパールアスリート支援事業/日本国際協力システムNGO支援事業
(一社)アスリートソサエティは、(一財)日本国際協力システムのNGO支援事業を活用して、日本のトップアスリートである為末大氏(陸上競技)をブータン国とネパール国に、朝日健太郎氏(バレーボール)をブータン国に派遣し、両国における将来的なオリンピアン輩出の端緒とするべくナショナルチームレベルのアスリートとコーチに対してスポーツ指導を実施しました。
ブータン国とネパール国のアスリートは、競技力向上の意欲は旺盛であるもののトップレベルのコーチの不足や国内におけるスポーツに対する理解が乏しいことから、レベルアップに繋がっていません。アスリートソサエティによる今回の日本のトップアスリート派遣により、両国のトップレベルのアスリートとコーチに対して効果的なウォームアップ方法、基礎的技術練習及び実戦形式練習の伝授を行いました。更にこの活動を通じて、両国のアスリートに対して目標や参考にすべき人物像を伝えることができました。
また両国のオリンピック委員会や競技連盟との協議の場を設け、継続的な協力関係の構築を約束しました。
現地関係者からのコメント :
ネパールオリンピック委員会より:ネパールにはオリンピックレベルの陸上選手やコーチはおらず、為末大さんの指導は大変有り難かった。今後も継続的な関係を構築していきたい。 ブータンオリンピック委員会より:アスリートへの指導のみならず、コーチへの指導・良い刺激になっている。また今回はバレーボールの朝日健太郎さんが来訪してくださり、競技の幅が広がったのが嬉しかった。