南アジア・日本U-16サッカー交流
公益財団法人日本サッカー協会(JFA)はスリランカ・コロンボでユース国際大会の開催支援を実施しました。南アジア地域は、ユース国際大会の開催経験が少なく、財源や組織体制が十分に整っていないのが現状です。こうした地域の課題を踏まえ、南アジア地域におけるサッカーの普及及び競技力向上の一助となることを願い、国際ユース大会の開催と指導者育成を支援しました。
スリランカサッカー協会(FFSL)をホストとし、ネパール、ブータン、日本の4チームが参加し、U-16国際交流大会を開催しました。JFAは、企画段階から大会運営に至るまで細部にわたりFFSLの支援を行い、コンパクト且つ経済的に本格的なユース国際大会を開催するためのノウハウを、実務を通じて共有しました。また、大会期間中に、この地域で不足するユース世代の指導者を育成するため、コーチングセミナーを実施しました。
現地関係者からのコメント :
スリランカのような成長を求める国々にとって国際大会は不可欠な経験であり、本大会は南アジアのユース世代を成長させる貴重な機会となりました。チームや関係者から多大な協力をいただいたおかげで、コロンボで開催された本大会が大きな成功を収めることができたことに感謝申し上げたいと思います。(FFSL CEO ジャスワル・ウマル氏) 本大会はスリランカユース世代にとって初めての国際大会であり、海外の国々と真剣勝負をすることができる大変貴重な機会となりました。また、選手たちが自分たちの立ち位置を理解できたこと、非常に良かったです。(U-16スリランカ代表監督 鈴木隣氏)